口腔がん検診

口腔がんとは

口腔がんとは、お口の中にできるがんで、発症率は1%に満たないといわれているものの、死亡率の高いことで知られています。
たとえば子宮頸がんによる年間の死亡者数3,500名に対して、口腔がんでは年間およそ7,000名の方が命を落とされているそうです。
その原因のひとつとして挙げられるのが、口内炎と思っているうちに悪化してしまうということ。当院の院長は大学病院の口腔外科での臨床経験がありますので、なかなか治らない口内炎など、気になる症状のある方はぜひ当院へご相談ください。

口腔がん検診の流れ

当院では、近隣の医療機関と連携して、口腔がんを早期発見するための検査(口腔がん検診)を行っております。大学病院の口腔外科で豊富な臨床経験のある院長が視診・触診で悪性の恐れがあるか、良性であるかの見極めを行うことができますので、気になる症状のある方はまずはご相談ください。口腔がんは早期発見・早期治療すれば治る可能性が高いがんです。

1視診・触診

当院の院長がお口の中を拝見し、触れながら、がんがないかを確認します。基本的に痛みは伴いませんが、視診や触診によって発見されるがんは、すでに進行性のがんとなります。その場合、外科的手術が必要になる場合があります。 視診・触診で「あれ? おかしい部分があるな」となれば、近隣の医療機関をご紹介します。

2細胞診(さいぼうしん)

近隣の医療機関で、患部に綿棒などを擦りつけ、その部分の細胞を採取する細胞診を行っていただきます。これは、傷口を擦るため、多少の痛みが生じます。検査結果は数日で出ます。

3組織診(そしきしん)

引き続き近隣の医療機関で、細胞診でがんの疑いがあれば、麻酔を使ってお口の組織を採取し、分析を行う組織診(そしきしん)を行っていただきます。組織診により、がんの確定診断が下されます。

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