歯磨きを嫌がる子ども…どうしたらいい?年齢別の対処を解説

子どもが歯磨きを嫌がるのは、よくある親の悩みのひとつです。歯ブラシの使い方やタイミング、過去に痛い思いをした記憶などが原因となり、歯磨きの時間がストレスになってしまうことも。しかし、適切な声かけや楽しく歯磨きができる環境を作ることで、歯磨きが好きになり、虫歯予防につながります。
このコラムでは、子どもの年齢別の工夫や対処法を紹介し、毎日の歯磨きを続けられる方法をご紹介します。
子どもが歯磨きを嫌がるのはなぜ?

歯ブラシがこわい・気持ち悪いと感じる
子どもにとって、歯ブラシはまだ慣れない道具です。歯ブラシの硬さ、形状、毛先の感触などを不快に感じて、怖がったり嫌がったりすることが多いです。
痛かった経験がある
以前、歯磨きで痛い思いをしたことがある子どもは、次回の歯磨きで怖がることがあります。特に、子どもの歯ぐきや、生えはじめの乳歯はとても敏感です。歯ぐきが傷ついたり、歯の生えかけ部分が擦られて痛みを感じたことがある場合、その記憶が強く残って歯磨き自体を嫌う原因になります。
自分でやりたい・イヤイヤ期
「自分でやりたい!」という気持ちが芽生える時期、いわゆるイヤイヤ期の子どもは親がやる歯磨きに反抗的になりがちです。自分で歯磨きをしたい気持ちが強く、うまくいかないことに苛立ちを感じるため、歯磨きが嫌いになってしまうことがあります。
眠い・遊びたいなどタイミングが悪い
歯磨きのタイミングが悪いと、子どもは素直に受け入れてくれません。寝る前や遊び終わりのタイミングでは、歯磨きを嫌がることが多いです。
【年齢別】歯磨きを嫌がる時の声かけ・工夫
歯磨きを嫌がる子どもには、年齢に応じた工夫が必要です。1〜3歳、4〜6歳それぞれの年齢に合った声かけや工夫を紹介します。
1〜3歳|イヤイヤ期の声かけ・工夫
1〜3歳の子どもは、イヤイヤ期で自己主張が強くなり、歯磨きもその一環として嫌がることがあります。この時期は、楽しい雰囲気を作ることが大切です。例えば、「お口の中をきれいにして、虫歯を予防しようね!」と明るく伝えるだけでなく、歯磨きをゲーム感覚で行うと良いでしょう。歯ブラシをおもちゃのように持たせて、「歯ブラシさん、がんばって!」など声をかけてあげると、興味を引きやすくなります。
4〜6歳|自分で磨きたい子の声かけ・工夫
4〜6歳になると、自分で歯磨きをしたいという気持ちが強くなります。この年齢の子どもには、歯磨きを手伝いながら「一緒にやろう!」という協力の姿勢を見せると良いでしょう。例えば、「お母さんが最初に磨いてあげるから、最後は自分でやってみよう!」と声をかけ、少しずつ自分で磨けるように促していきます。また、歯磨きが終わったら「よくできたね!」と褒めてあげることが大切です。
歯磨きを楽しい習慣にするコツ

子どもが嫌がりにくい歯ブラシ・歯磨き粉を選ぶ
子どもが嫌がらないような、歯ブラシや歯磨きを選びましょう。子どもが好きなキャラクターの歯ブラシや、色が鮮やかな歯磨きを使うと、子どもが歯磨きに前向きになってくれます。また、フルーツ味の甘い歯磨きは、子どもが好きな味で使いやすいです。
動画や絵本を見せる
歯磨きの時間に絵本や動画を使うと、子どもの集中力を引き出すことができます。歯磨きに関するストーリーを楽しみながら、歯磨きの大切さを学びましょう。
鏡を使って一緒にチェックしながら磨く
鏡を使って、歯磨きがうまくできているか一緒にチェックしながら磨くと、子どもは自分の口の中に興味を持ちやすくなります。「歯をピカピカにしてあげようね!」と声をかけながら磨くことで、歯磨きが楽しい時間になります。
歌やタイマーで時間を短く、楽しくする
タイマーを使うことで、「歯磨きが終わるまであと何分」と目に見える形で時間を管理できます。歌を歌いながら、タイマーが鳴るまで楽しく磨くのも、子どもの歯磨きを習慣化するための良い方法です。
歯磨きができたら褒めて成功体験を増やす
歯磨きが終わったら必ず「よくできたね!」と褒めてあげましょう。成功体験を重ねることで、子どもは自分から進んで歯磨きをするようになります。
歯磨きを嫌がるときのQ&A
歯磨きを嫌がる子どもに歯磨きをしてもらうには、どうしたらいいのでしょうか?
よくある悩みについてQ&Aで回答します。
Q.暴れて磨けないときは?
暴れてどうしても歯磨きができないときは、無理に押さえつけたりせずに、一度時間を置きましょう。まずは短い時間から始めて、少しずつ歯磨きに慣れてもらいましょう。歯磨きを嫌がる場合でも、「1分だけ一緒にやろうね!」と声をかけて、少しずつ歯磨きの時間を延ばしていきましょう。
Q.仕上げ磨きはいつまで必要?
仕上げ磨きは、子どもが自分で完璧に歯磨きをできるようになるまでは続けましょう。目安としては、小学校低学年(6歳〜8歳)までは仕上げ磨きをしてあげましょう。
Q.歯磨き粉を嫌がるときはどうする?
歯磨きを嫌がるときは、まずフルーツ味など甘い味のものを選んでみましょう。無理に使うのではなく、少しずつ歯磨き粉に慣れてもらうことが大切です。
Q.痛がる・出血する時は続けていい?
歯磨き中に痛がったり出血がある場合は、無理に続けることは避けて、歯科医に相談しましょう。歯茎の炎症や歯の生え変わりが原因の場合もあるため、早めに相談することをおすすめします。
嫌がる子でも続けられる歯磨き習慣を作りましょう

子どもの歯にとって、毎日の歯磨きはとても大切です。健康な乳歯を守るだけでなく、永久歯がしっかりと生えるための土台を作ることにもつながります。歯磨きを楽しく習慣にすることで、虫歯を予防し、将来の歯の健康を守ることができます。まずは小さなステップから始め、毎日の成功体験を重ねていくことが歯磨きの習慣になります。
どうしても嫌がって歯磨きが続かない場合は、「高座渋谷パール歯科・矯正歯科」にご相談ください。毎日の歯磨き習慣を作って、お子さまの歯の健康をしっかり守りましょう。